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2010年 03月 30日
![]() フジコナカイガラムシ(全長1mくらい)という害虫に大変、頭を悩ませています この害虫が柿の実についてしまうと、果実の軟化や落果を招いてしまうのです。 どこの柿の農家さん達も同じ様に、駆除に苦労する害虫かと思います。 今年から、このフジコナカイガラムシの駆除を目的に、スタークル顆粒水溶剤を柿の樹幹に3月までに塗布するという技術が、紹介されました。 どうするかというと、柿の木の根元から樹幹の下の方の粗皮をはぎ、 スタークル顆粒水溶剤を水を1:1で混ぜ(通常散布は、2000倍液)、 3月までに粗皮をはいだ部分に丁寧に塗布するというもの。 薬の成分が、ジワジワと柿の樹に浸透し、 4月、5月頃に柿の樹液を吸ったフジコナカイガラムシが、 死滅するという仕組みです。 薬の効果は、6月までという事なので、 もちろん、収穫時期の果実には、農薬は残らない事が、実証済みです。 今年、初めて導入された技術で、どんなものかと思いつつ...。 ここまでしないといけないのかと思ってしまいます。 試験例があり、フジコナカイガラムシの駆除への高い効果は、 実証済みたいですが、今年は、近隣の農家さんの様子を見る事にしました。 剪定の作業が、遅くまでかかってしまい、間に合わなかったのもありますが。 色々と不安もありましたので、 今年は周りの柿農家さんから、話を色々と聞く事にしようと思っています。 私自身が、やってないので分かりませんが、 普通に使用規定を守り、散布するよりも塗布する方が、 作業リスクが少ないものでしょうか...。 生産技術として、果物を生産する過程で導入されていますが、 その果実を食べて頂いている皆様は、どう思われるのでしょうか...。
by kakinoya1
| 2010-03-30 00:26
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