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2006年 05月 25日
フジコナカイガラムシという成虫で4mm、小さいものだと1mm未満の虫が柿につきます。果樹に危害を加える虫は、カメムシが有名ですが、柿に関するとカメムシもそうですが、フジコナも同等の害虫です。フジコナは、柿のへたと実の隙間に入り、果実の軟化を促進します。大変小さな虫なので、柿農家を悩ませる虫です。 先日柿農家を集めて、フジコナ対策の公演がありました。主に県内にある 福岡総合農業試験場という農業の研究機関の方のフジコの成育状況と対策についての話を聞きました。フジコナの生育に合わせた農薬散布の適期や、農薬散布以外の防虫試験の状況など。まだ、試験段階であるそうですが、農薬散布以外で防げる技術が確立しつつあると言う話をしていました。 ここで農薬散布という事をだしましたが、出来るだけ農薬には頼りたくないものです。農薬散布を行う私達にどれ程影響するのかと疑問に思います。また、農薬に頼り過ぎると、害虫を食する虫までも殺してしまい悪循環を招くという現実があります。それぞれの虫によって食べたり食べられたりの循環が自然界にはあります。その自然の循環を上手く活かし、農薬散布を出来る限り減らしていけるよう頑張っています。
by kakinoya1
| 2006-05-25 10:35
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