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2006年 06月 10日
我が家では、お米は毎日三食必ず食べるものです。そのお米はこうやって作っています。
まず、専用の苗箱に土を入れて去年取っておいたモミを蒔きます。そして、水分を充分にやって暗所に保管します。何日かすれば、白い稲の芽が出てきます。白い芽が、10cmくらいまで伸びたら、日の当たる所においておきます。外に出したその日のうちには、稲の芽が白から緑色になるんですよ。あとは、田植えの日まで水やりをしながら管理します。 今度は、田んぼの準備です。田を耕します。これがまた、田の耕し方を前々から祖父に言われている事があります。まず、トラクターで耕すのですが、真っ直ぐ進む事。それから、仕上がりはできるだけタイヤの跡を残さない事。真っ直ぐに耕されて、タイヤの跡がない田が、祖父の理想の美しい田んぼみたいです。 慣れないと難しいものです・・・。 #
by kakinoya1
| 2006-06-10 20:03
2006年 06月 03日
農業を営む中で、自宅で食べる野菜は出来る限り作るように心がけています。農家だから、食べる野菜は作る物だと以前は思っていました。野菜が沢山出来たら、近所と物々交換したりと近所との交流の道具にもなります。今までがそうやってきたから、大切な事だと思います。 我が家の食事の献立は、収穫できる野菜によって決められている事が多々あります。
その家庭菜園には、黄色の花が沢山ありました。 この花は、とまとです。一つの茎にとまとの実が数個つきます。 これはきゅうりです。 花のつけねの方が小さなきゅうりの様です。 これは、甘瓜(あまうり)です。 これは、ゴーヤです。 きゅうりの花より、すこし薄い黄色です。 #
by kakinoya1
| 2006-06-03 20:10
2006年 05月 25日
フジコナカイガラムシという成虫で4mm、小さいものだと1mm未満の虫が柿につきます。果樹に危害を加える虫は、カメムシが有名ですが、柿に関するとカメムシもそうですが、フジコナも同等の害虫です。フジコナは、柿のへたと実の隙間に入り、果実の軟化を促進します。大変小さな虫なので、柿農家を悩ませる虫です。 先日柿農家を集めて、フジコナ対策の公演がありました。主に県内にある 福岡総合農業試験場という農業の研究機関の方のフジコの成育状況と対策についての話を聞きました。フジコナの生育に合わせた農薬散布の適期や、農薬散布以外の防虫試験の状況など。まだ、試験段階であるそうですが、農薬散布以外で防げる技術が確立しつつあると言う話をしていました。 ここで農薬散布という事をだしましたが、出来るだけ農薬には頼りたくないものです。農薬散布を行う私達にどれ程影響するのかと疑問に思います。また、農薬に頼り過ぎると、害虫を食する虫までも殺してしまい悪循環を招くという現実があります。それぞれの虫によって食べたり食べられたりの循環が自然界にはあります。その自然の循環を上手く活かし、農薬散布を出来る限り減らしていけるよう頑張っています。 #
by kakinoya1
| 2006-05-25 10:35
2006年 05月 18日
平年より少し遅れましたが、柿の花が咲きました。左側が柿の雌花で、右側は柿の雄花です。この辺りの柿の品種の主力である、西村、伊豆、松本、富有の中で、雄花があるのは、西村という品種くらいです。西村の雄花だけじゃ少ないので、各園に雄花の咲く品種を数本づつ植えています。柿は、受粉しないと種が入らないし、均等に種が入らないと、自然落果したり、形が悪くなったりします。 受粉には、ミツバチに頑張ってもらいます。近くの養蜂場から蜂の巣箱を沢山借りてきて、柿園に置いています。天気が良くて、暖かくないと蜂も活発に活動してくれないので、後は天気が良い事を願うばかりです。 #
by kakinoya1
| 2006-05-18 13:15
2006年 05月 12日
今は柿の若葉が、よく茂っています。この柿の若葉を沢山取ってきて、柿茶を作ろうと思います。柿茶は、ビタミンCが豊富で身体にも良いみたいですよ。また、柿の若葉は、そのまま食べたら、ほろ苦いですが、天ぷらにしたら結構美味しいです。柿を育てる中で、柿に自然の栄養を頂いています。
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by kakinoya1
| 2006-05-12 20:06
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